🌸あらすじ（BOOK☆WALKER引用）🌸
孤高のゲーマー、古霧坂里央。学校一の完璧美少女、真理峰桜。現実世界では何の関わりもない2人だったが――VRゲーム《マギックエイジ・オンライン》では最強コンビとして名を馳せていた。そんなある日、二人は秘境の温泉クエストの攻略へ。しかし見つけた旅館は廃墟と化しており―― 「どうしたんですかぁ、先輩？ もしかして怖いんですかぁ～？」「はっ……はなれちゃだめって、言ったじゃないですかぁ……！」「人前で裸になるのって……思ったより、ずっと恥ずかしいですね」 お化け屋敷気分の廃墟探索。混浴イベントに超大型ボスとの激戦。最強カップルの日常はすべてがデート！ ……なのにこの二人、付き合ってるつもりはないらしい。
🌸感想🌸
甘イチャラブコメ×VRMMORPG物。
ここで終わってしまうのが勿体なさ過ぎて悲しくなりますね…ゲームのシステムや設定も面白いし何やら騒がしくなりそうなところで思ってしまってるのも悔しい。とはいえ、前提をしっかりと書きながら中途半端になることなく一つ話としては区切りのついたものとなっているのでもう打ち止めが決まってしまっているのだとしても読んで楽しい一冊だったなと思います。
それてもこの続きを出さないのは流石に勿体ないな〜と思いますけどね〜。
MAОでの2人と現実での2人。メインはゲームの中で外では近い距離ではない。そんな現状がゲームがリアルに侵攻していくようなリアルでのラブコメもかけたと思うし、ゲームもVRMMORPGの攻略物としても発展しただろうし…悔しいね。
合間合間に用語解説のや設定についても書かれてますからね…文章中に書き込むと重くなる設定が別枠で用意されていて読みやすいし、その設定から見てもこの世界まだまだ広がっただろうし、この世界をプレイヤーが発展させていく様子なんかがハッキリと伝わっているから…もっと読みたかったな…
そしてラブコメも良かったですね。誰が見ても息ぴったりなカップル（本人達は否定）が最高の両片思い的。どちらのストーリー路線でも続きが楽しみだった一冊。
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🌸ネタバレ感想🌸
クロニクル…MAО内の出来事が物語として出版されているのが商魂逞しい…のはあるけれど面白い設定でしたね。ゲーム世界の年代記として活躍が記されていく。
ゲーム世界の歴史に名を刻む事が目標にもなるし、世界を作っている歩んでいる実感も湧く。ゲーム内で産業革命とか技術革命とか面白すぎるでしょ。
因みにクロニクル書いてたのは先生何ですかね〜。
めっちゃ餌ばら撒いた気がするけどw
理央と桜が温泉に…ったイベントの筈がいつの間にか大きなフラグ回収になっていくというのがラブコメだけじゃなくてVRMMORPGとしての面白さが生まれてましたね。ホラー演出とかも込みでゲームの可能性…。
六衣のイベント＆フラグとか、こじらせ方とかも面白かったですが、フェンコール戦の中で好感度が爆上がりしていって最後の別れのシーンにやったな主人公…だったところで桜が上書き展開…あーてえてえですね。
美味しい餌に先生もニッコリ（吐血してそう）。
その後の混浴通したことによる特別報酬とか運営粋が過ぎる。
フェンコールとの相対が、攻略が単なる相対だけでなくてギミック利用したりと作り込まれてましたね〜。
エアーギの息ぴったりコンビネーションとワン公発言に焔昇斬に、理央のカッコよさも光ってた。
普段のリアルとのギャップでよりカッケェ。
因みに個人的に混浴シーンでの接触の設定切ってるところとか、上書きとか、目覚めとか好きなシーン多いですけど、妹の察しの良すぎるロム専が好きでしたね。何あれ怖いwなんて的中率…。
好きな相手の解像度高すぎ…＆恥ずかしいしてる桜が可愛かったですね。お兄ちゃんもいじられてて仲良し兄妹にもにっこり。やはりこれ続き読みたいよ…。
