❀あらすじ(BOOK☆WALKER引用)
6年前のダンジョン出現により、人々がスキルを持つに至った世界。
意識不明の弟を救うためダンジョン攻略者を目指す宇内護は【英霊たちの宴】というスキルを授かったが、何故かスキル発動までに至れず、学園では無能と蔑まれていた。
同級生に陥れられ、学園を強制退学。さらに突如現れたダンジョンで命を落としてしまうが、〝死〟をきっかけにスキルが発動する。
最強の英霊たちから修行を受けられるようになった護は、最速で身体能力を強化し、ダンジョンを攻略していくが……。
ヒットメーカー美紅がおくる爽快成り上がりファンタジー!
❀感想
【英霊たちの宴】という特別なスキル…。死をトリガーに数多の英霊達のいる切り離された世界へ…そしてそんな英霊達の指導の下で死に物狂いの特訓を受けてリスポーン。
そんなスキルを持つ主人公が強くなり世界を救う…って感じですが…
最初の状況があまりにも可哀想だ…。無能と蔑まれて同級生に陥れられる…。
ある意味落ちるところまで落ちてしまった(冤罪)の状況下で能力が覚醒!
うむ…取り敢えず強くはなれるし、強くなっていく過程はワクワクしますが、
主人公を陥れた野郎ども含めなかなかいい人っていうのが少ないので救われてほしいなと思いますね。力を持つもので救う者だけど、良い人たちに囲まれて理不尽な仕打ちに対して何とか笑顔でいられる場所にたどり着いてほしいね。
死にゲーみたいに死の要因を克服するために訓練して再びリスポーンして…限りはあるけれども強力無比。でもその力を手にするために何十年も隔離世界で師匠たちにしごかれ訓練に励む…その努力が良かったですね。