ラノベ依存者の感想置き場

⚠書影のAI学習禁止

【ラノベ感想】偽りの仮面と、絵空事の君 (#電撃文庫)/浅白 深也

❀あらすじ(本裏引用)✿

恋人の夕凪茜から演劇部で開催されるゲームに誘われた藤城遠也。
そのゲームは参加者が『生徒』と『悪魔』の役割を持って進行する、いわゆる人狼ゲームを模したもので、オリジナルのルールとして学校にいる間はそれぞれに与えられた役を演じなければならないとのことだった。
そして始まった演劇部ゲーム。部員たちの演技力の高さに驚きながらもつつがなく進行していき…2日目の出来事だった。
前日の投票会議で失格になった部員が忽然と姿を消し、何故か存在すらしていないことになったのだ。
情報を集めていく中で、"ヒロインズプレイ"が関係している事を知り、
部員の中の誰かが引き起こしたものだと判明する。
心躍るゲームを恐怖へと変貌させた部員は一体誰なのか…?

※これは新シリーズでは有りません。

一巻はこの作品↓

bookwalker.jp

❀感想✿

まずこれは本作品に関しての感想ではないのですが、注意事項として。
BOOK☆WALKERでも、シリーズとして括られておらず、書籍に挟まっている電撃文庫の情報にも新作とされていますが、前巻読んでいない人は"とある現象"の設定も、
ヒロインと主人公の関係も分からず置いていかれてしまうと思いますので注意してください。
1巻は読み放題でも読める為、買ってしまった人はBOOK☆WALKER読み放題で読んでからお楽しみください。
電撃文庫…気おつけましょう。誤解を招くよ…。BOOK☆WALKERのあらすじもカバー裏と違ってキャラの名前出てないから気づけないよ…。

って事でここからが本書感想です。
読み始めてから私も続刊だって気づいて驚いてしまいました。
前巻から何年?2年は経ってる?
最初は演劇部で行うゲームだと思っていた。そこから遊びが本物の消失との恐怖が楽しめるようになっていました。
最早懐かしい2人の恋人の様子や演劇部だからこその高い演技力で皆が役を演じる為、
誰が嘘をついてどんな目的での言動行動なのかが怪しく見えてきて疑心暗鬼になりそう。
リアルに人狼ゲームに巻き込まれる…起きる超常に戸惑いながらも、
前巻同様にタイトルをテーマにしたような背景による結びが楽しめました。

📚️BOOK☆WALKERリンク🔗

bookwalker.jp

❀ネタバレ有り感想✿

▼クリックでネタバレ表示


ヤンデレがガチにしか見えないんですけど!ってのがネタバレで書きたかった(笑)
あれ怖かったな…。
澪の悩み…これこそがタイトルの回収と表現になっていたけれど、偽りの仮面も、絵空事も誰しもが抱えるものだよなと。
前巻同様に青春時代の想い悩みの1テーマが現れていた物語だったなと思います。
先生の反応が恐怖感かり立てていて良かったですね。
最後のオチの告白エンドは笑ってしまった(笑)