❀あらすじ(BOOK☆WALKER引用)❀
「わかりましたよ! 旭の彼氏役を引き受けます!」
文化祭が近づく秋。教え子の久宝院旭さんは告白ラッシュに困っていた。悩める生徒を放っておけないアタシ、天条レイユはよりにもよって錦悠凪くんに期間限定の彼氏役を任せるように背中を押してしまう。
だって先生が生徒に「好き」の二文字を言えるわけない。
アタシが自分の気持ちを押し殺している間に、ふたりはクラス公認のカップルになって、久宝院さんも悠凪くんと本物の恋人になろうと積極的にアプローチをかけてくる。そして、迎える運命の文化祭。
生徒同士で恋愛するのが正しいのはわかっている。だけど──
先生と生徒の近すぎる秘密の青春ラブコメは、ひとつの答えを出す!
❀感想❀
ネタバレしかないからネタバレ行こう〜。
取り敢えずレイユ先生の存在は奇跡みたいなもんですね。
生徒と先生…公にはできないからこその擽ったさなんかがやはり楽しいラブコメでした。
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❀ネタバレ感想❀
旭×錦推しだった私…立ち直れません(嘘)
いやね…素直になれない系ヒロインって応援したくなるじゃないですか。
ツンツンしながらも明らかに好意持っていてそれをからかわれて反発しながらも傍から見ると少しにじんでいる好意。言葉で否定してもにじみ出る有象無象の他の男子との扱いの差がね…旭と錦の掛け合いで好きだったので…切ねぇんです。
黛の推し発言とか、旭への推し的感情。ちょっかい的な仲良いけど恋愛からかいはハラハラしててでもそんな推し概念的な気持ちを抱えていたんだなって。
でもな…やっぱりレイユ先生強かったか…旭×錦もいいと思うんだけど、レイユちゃん視点放り込まれるとあぁ勝てねぇなってなってしまうのよね…
しかも錦に出会えた理由も実はレイユ先生が元々という…順番がっていいたいけど順番違ってもこうはならなかったから…だからこそ…やるせねぇな…。
因みに旭の性格的に個人的に解釈違い(ゴムの所)とか追いかけたんですけど、
あのクールキャラがそこまでの想いを募らせていることにこそ解釈注視持っていったら大丈夫やった。あの手を使って、それでも手にしたかったという強い想い…
畜生…分身しやがれ錦!
そんな感じで恋人を演じることになった旭と悠凪の距離感が擽ったくて、ヤキモキする自業自得なレイユちゃんが微笑ましい。
何よりも許可だした後にちゃんとすり合わせすることによるあ、これ揺らぎようがないやつやって安心感まであって楽しめました。
文化祭テンションは次巻で怖い方向に流れないと良いな。ちょっと危うい?かも?