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【ラノベ感想】帝国最強の天才騎士、冒険者に憧れる (#角川スニーカー文庫)蒼井 美紗

✿あらすじ(BOOK☆WALKER引用)

若くして騎士団長に上り詰めた剣と魔法の天才・フランツ。しかし彼が真に憧れていたのは“冒険者”だった!
フランツが先の戦争で武功を立て、褒美として願ったのは長期休暇。
かくして帝国最強の騎士は、新人冒険者として世界を巡ることに!
通りすがりに魔物の巣窟を一掃し、孤児院の不正を見抜き、獣人族との交易を開拓し――
本人は冒険者稼業を全力で楽しんでいるだけなのに、気づけば国中の問題を次々と解決していて!?
「いや、この程度は誰でも鍛錬次第で……」
「できないわよ!」
初めての冒険仲間・マリーアにその規格外っぷりをツッコまれつつ、後に英雄譚となる“気まま旅”が始まる!

✿感想

世間的には最底辺職とされる冒険者。冒険小説に憧れ物語の中のキラキラとした冒険者に憧れた騎士団長にして英雄:プランツが褒美で休暇をもらって冒険を始める…。
思い込み激しいというか、疑うことを知らないわけではないのに冒険者=素晴らしい人達という固定イメージが生む実際とのズレ…それをズレと認識せずに逆に彼の求心力やらなんとてもしてしまう不思議な魅力で彼の理想そのものが冒険者というものになってしまうのではないか?という勢いで周りを巻き込み変革していく様子が楽しめました。
休暇といいながら困ってる人、犯罪を見過ごせずにちょくちょく騎士団動かしたりする辺りがお人好し…。しかしつきあわされる副団長さんが完全に大変な不憫枠苦労性で笑ってしまいますね。

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bookwalker.jp